持つべきものは友人とカントリーマアム

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いなくなった私へ

「いなくなった私へ」辻堂ゆめ

読み終えました。

 

死んだはずの自分が、確かにここに存在している。ではなぜ死んだのか。なぜ今生きているのか。を解明していくミステリー小説でした。

 

少しのファンタジー要素はあるものの、死についての謎を全て論理的に解決していく部分や細かな伏線、心情の描写が繊細に描かれていて、すっとお話に引き込まれていきました。

特に物語後半は、今までの謎を洗っていくかのような展開で、読むスピードも自然と早くなりました。

 

自分が自分と認識されなくなった世界は怖いだろうなという想像は容易にできるけど、それでもその問題に向き合っていく主人公の強さが魅力的でした。

著者の想像力もとんでもない。

 

読み応えありました。

面白かったです。