冒険の記録 その13

アルテマウェポン破壊作戦 前編

いつもは楽しい部分を書いていますが、今回はつらかった部分や高難易度コンテンツにおける僕自身の考え方とかも書いてます。

考え方が合わない等あるかもしれないので、もし不快に感じたらそっと記事を閉じてくださいね!

 

武器がきれい

「え、アルテマ武器綺麗やん。ほしい。」

6月中旬のことだった。我がFCが誇る竜騎士、おうるんから唐突に連絡がきた。

どうやら彼は絶アルテマというコンテンツに興味を持ったようだ。絶バハムートに続く最高難易度の絶コンテンツ。勝利すれば称号と武器がもらえる。

ぼくも少し興味があったので、「いくか~」と返信した。

 

当時は軽い気持ちだったと思う。

長い挑戦の旅の、第一歩を踏み出すFC MA'AMのナイトと竜騎士であった。

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固定を組もうよ

絶というコンテンツはレイドファインダー(通称:RF)の申請ができない。つまり、コンテンツ突入前に8人のフルパーティを完成させておく必要がある。

募集なり固定(チーム)を組むなりしなければいけないということだ。

よし。まずはメンバー集めだ!

 

フレンドさんにも声をかけ、絶に興味のある人がささっと8人集まった。

さあまいりましょうか!!

 

なし崩し的にぼくがリーダーというポジションに収まり、絶アルテマがスタートする。恐縮です。

スタートして1週間が経ったころ、最初の壁にぶつかった。

 

最終装備のお話

当時のIL(アイテムレベル)は370が最高レベルであり、トークンで交換するものとシグマ零式などでドロップするアイテムを組み合わせ、そのジョブの最終装備を構築することが可能だ。

幸い、僕自身は早めにオメガ零式シグマ編を終えることができていたため、ナイトというジョブの最終装備をそろえることができていた。

 

しかし、そうでないメンバーもいた。装備性能の差が、攻略に影響し始めてきつつあり、どうしようかという気持ち。

 

ここでもうひとつ問題となったのが、この固定にはクリア期限があることだった。

これはぼくだけの都合だが、10月を過ぎるとリアルの方が多忙となり、インできるかわからない。そのために、9月末までにはクリアしたいねというもの。

 

週制限があるこの時期に、装備をそろえるために攻略をストップさせてよいものだろうか。

最終装備が揃うのを待ったとして、この待った期間が攻略期限に影響しないだろうか。

 

 

悩んだ結果、ぼくはそのメンバーに固定を抜けてもらう旨を伝えることにした。

 

固定において人選というものは重要事項だと聞く。頭ではわかっているが、こんなにも申し訳ないものかと感じた。

 

きちんと固定の参加条件を決めておけば、お互い辛い思いをしなくて済んだはず。

リーダーとして初めて悔しい思いをした瞬間だった。

 

 

攻略は続く

空いた枠へは、PT募集で来てくれた方が固定参加することとなり、絶アルテマの攻略は続いた。

みんなの予定が合わない日もあったが、攻略開始から3週間程度でイフリートの時間切れまで来ることができた。

 

アルテマよく知らないんだけど...って人への説明ですが、このコンテンツはガルーダ、イフリート、タイタンを倒したあとに、ようやっとアルテマウェポンが登場する。

三蛮神を倒す条件とかもあってややこいし、難しい。

三蛮神が前半、アルテマフェーズが後半ぐらいの感覚で読んでもらえればオーケーです。

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で、話は戻って現在イフリートの時間切れ。前半の折り返しみたいなところでしょうか。

 

ナイトをやっていての感想ですが、ガルーダの方が忙しかった!まじで!!なんやねんこれ、開幕から色々せなあかんやん!!

スパイニープルームの3発目の攻撃を受けることによって、度々歩くワイプマシーンと化すナイト。

 

山程のギミック量を前に挫けそうだったが、イフリートフェーズはDPSさんとヒラさんのが大変そうだった。

うまいことできてる。

 

そうこうしているうちに、8月入った辺りでタイタンフェーズにも数回だが到達できるようになってきた。

そうして新たな問題へとぶつかる。

 

お薬飲めたね?飲めてません!

慣れるまではやはり、前半であろうと要所要所でDPSチェックがきつく感じることがある。

そこで使っていきたいのが、薬湯と呼ばれる攻撃力を一時的に強化するアイテム。

 

決して安くないため、無駄遣いはできないという気持ちもわかる。しかし、攻略のためなら必要に応じて使うであろうと、ぼくのなかではエンドコンテンツに挑むための常識だと思っていた。

 

ある日、チーム内で「ここで一度、みんなタイミングを合わせて薬を使ってみよう」という提案があった。

みんなが賛同したため、ではその作戦でもう一度挑戦してみようとなる。

 

お薬飲めてない人がいる。

たまたまタイミング的にギミック処理で忙しくて飲めなかったのかもしれない。

では、もう一度。

 

お薬飲めたね?飲めてません。

ではもう一度。

 

飲みました?飲みました。

飲めてませんよ!!!!!(心の声)

 

なぜだ。虚偽の申告はチーム内に影を落とすぞ...

大丈夫かしら...

 

まあその後はなんやかんやあって、できれば使おうね~のうやむやな感じで終わったと思う。

 

この問題での教訓は

  1. やっぱりちゃんとルールは決めておかなければいけない
  2. 自分の常識は、他の人にとっての常識ではない

の2点。

2点目なんかはルール決めとかの時にも重要で、「ここは当たり前だから省こう」みたいなルールもちゃんと明記したり、説明した方がよいということを学んだ。

 

そんな事件もありながら、なんとかチームとしての形をギリギリ保ちつつ、挑戦し続けたある日、固定は大きな転機を迎える。

 

 

グラナイトジェイルが難しいんですよ

固定メンバーの1人が、練習日をもっと確保したいということで、固定を抜けることになった。

社会人でメンバー全員の日程を合わせるって、想像以上に難易度が高い。週4~5回みんなでいけたらいい方なのではないだろうか。

 

なので、固定からお別れするのも仕方ないことだ。

問題はこの先どうするかという判断をしなければならないことだった。

 

進行度はタイタン。

タイタンフェーズ開幕のグラナイトジェイルで、足止めを喰らう日々が続いており、このまま行ってよいものかと悩んだ末、1つの答えを出した。

 

 

「固定を解散しよう!」

 

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解散しました。

理由はいろいろとあったと思う。

熱量の差や雰囲気、攻略進度が停滞気味であったことなどもあるだろう。

個人的な理由を挙げるとしたら、きちんと固定のリーダーとして再出発したかったことが大きい。

今さら、こんな場所での謝罪になるけれど、身勝手な判断を許してほしいです。

 

アルテマに初めて行った日から1ヶ月とちょっと。

振り返れば、この期間はみんなの意見を聞くばかりで、リーダーという役職が満足に果たせていなかったように思う。

そもそもリーダーってなんだ ぐらいの気持ちでいたのも事実。

 

だから、今度はちゃんと役目を果たしたい。

きちんと先にルールを決めて、話し合いをして、自分にできる事を頑張りたい!

 

いくぞ!!ワンモー!!

お盆期間の休憩をはさんだ後、初めてロードストーンの記事を書いた。

ロードストーンというのはゲーム外でもFF14を楽しむ仲間とコミュニケーションをとれる場、コミュニティ形成のためのサイトだそうだ。(サイトのポリシーにそんなことが書いてあったよ)

 

記事の内容は、改めて絶アルテマ攻略に向けて一緒に戦ってくれるメンバーを募集するというもの。

 

ちゃんと8人で固定を組むことも、固定リーダーを務めるのも初めて。

当然、募集を記事にするのも初めてということもあり、つたないながらも頑張って書いた。

 

毎朝、目覚めては募集記事にコメントがないか確かめる。

幸いなことに、仕事が夏季休暇であったため、PT募集でも固定どうですか?という旨を書いたりもした。

 

もうすぐパッチ4.4も控えていて、ほんとにメンバーが集まるか不安で、ファミマのベンチで頭を抱えたこともある。

その姿を見たおうるんはぼくにカフェオレをおごってくれた。

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僕らの新生

8月28日、メンバーが揃った!!

再スタートだ!

募集に書いたルール等に賛同してくれて、もう一度一緒に行ってくれるメンバーが5名。心強い。

新たに来てくれたメンバーが3名。来てくれてほんとにありがとう。

 

PT募集なしで突入できる喜びをかみしめながら、攻略は順調に進んでいく。

8月末、とうとうタイタンフェーズ時間切れまで行くことができた。

 

待ってろアルテマ

 

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次回、冒険の記録 最終回「ナイスLB!」